知性と人間性を育てる、国語力。

はじめに

桶田塾は

  1. 個別部門
     ①国語専門部 ②英語専門部 ③算数・数学専門部
  2. 集団部門
            高校受験部(小中学生)

の2部門を軸に、運営しています。
 もともとは国語専門塾としてスタートした特色を生かし、国語力養成に重点をおき、どの科目にも、また、社会に出てからも通じる基礎学力・論理的思考力・読解力・記述力を養います。

当塾では

  1. 基礎学力を定着させ、それをさらに発展、応用し高い学力をつけていくこと。
  2. 指導を通して、現代社会に確固としたアイデンティティをもって生きていける強い子供を育成すること。

この2つを基本理念としています。それは、スパルタを強制するとか、賞罰を厳しく設けるとかそのような次元の話ではありません。

 ここでいう基本理念というのは、塾にとって生命線ともいえる、教務力と学習環境を指します。生徒に対する質の高い授業の提供、授業を通じて、人間としてもしくは日本人としての普遍的真理・知性・エートスを共有していけるような環境。これら2つがこの塾の命であり、それが、子供の人格を醸成していき、個の核を形成していく大きな要素と考えています。

 “個”を形成するのは、まずは基礎学力、そして、それには知的な環境での学習や読書、また、基本的な生活習慣や学習習慣が必要不可欠です。それがこの教室の型であり、その型を子供が身につけていくことで、個が育まれると考えています。何よりも“個性”が叫ばれる時代になりましたが、型が身につかない、型にはまることのできない個は、個ではなく“孤”です。そんな“孤”が増えていったことと、世の中がニート・フリーター天国になっていることとは大きな関係があるのではないかと思います。

 私自身のことになりますが、私は小学5年生から、両親の強い勧めで、ある塾に通い始めました。そこには、本がたくさん置いてあり、本好きだった私は、自由に読んでいいと言われ、喜んでそこにある本を読み漁っていました。しかも、本を読みたいがために、授業開始より1時間以上も前に行っても、本を読みたい私を放っておいてくれました。

 また、好奇心旺盛で知りたがりだった私は、授業中、授業に関係あるないに関わらず、いろんなことをよく質問していました。今考えるととても迷惑な生徒だったと思うのですが、先生は、それを授業で取り上げ、私が納得するまで話をしてくれました。先生には一度も拒絶された記憶はなく、私はそこに行くのが楽しくて仕方がありませんでした。そのような場所と先生の下で勉強したことは、今思えば、何ものにも代えがたい豊かな時間であり、確実に今の私の土台を形成してくれたと思っています。

 この教室は、まさにその当時私が通っていた塾がモデルになっています。そして、私の知性の扉を開いてくれたその塾と先生、両親に対する感謝の気持ちと、また、これから自分の教室に通ってくれる子供たちに、自分が経験したことと等しく豊かで幸せな時間を持ってほしいという願いの下、私はこの教室を運営しています。芭蕉が不易流行と言ったように、私自身の原風景であり、現実でもあり、理想でもあるこの教室が、今を生きる子供達にとってかけがいのない場所となってくれることを願って止みません。

 

ページトップへ