高校受験部

体験記

2008年度 体験記

T・K くん(大谷場中)
★中央大学付属高校、明治大学付属中野八王子高校、順天高校 合格

 私が、桶田塾に来たのは、中3を目前にした春休みだった。それまでは、大手塾のSに1年弱通っていた。Sにいた時には気づかなかったけれど、振り返ってみると、宿題はよくサボっていたし、授業中友達とほとんどしゃべって授業が終わったりすることもあって、消化不良のマンネリとした塾生活をしていたと思う。
 そんな時、友達に紹介されて桶田塾に来た。体験授業を受けた内容が斬新で(少なくとも今まで体験したことのない感じの授業だった)、とても楽しかった。今でもその時の内容はハッキリと覚えている。そして塾から家までの帰り道、この塾に入るためにどうやって親に説明しようかと、セリフをブツブツいいながら帰った。

 ほどなく入塾が決定し、授業を受けていくにつれ、私の勉強に対する姿勢は、大きく変わっていった。
 それと同時に、ある変化が起きた。それは、間違いに対してなぜ間違えたのか深く考える習慣がついたことだ。答えに至るまでのプロセスをたどり、間違った原因を突き止める。そして、先生からの指示で、間違いノートを作り、間違ったもの、覚えるもの、自分の弱点など、すべてノートに書き出し、常にチェックできるようにした。このノートのおかげで、自分の弱点や注意しなくてはならない部分を常に意識することができ、テスト直前の復習に、このノートは大いに役立った。

 そして、あっという間に、人生最初の受験日である1月22日(中大付属の推薦入試)がやってきた。
 しかし、当日、試験に臨むと、傾向が前年度と変わってしまっていた。過去問で取り組んでいたいつもの調子が狂い、私は焦り、思わぬところでミスを連発した。先生と合格発表の掲示板を見に行った時、私の番号はなかった…。
 推薦入試で落ちてから、一般入試に臨むまでの3週間。運に見放されたのか、それとも焦っていたのかわからないが、その間に受験した学校もことごとく落ちた。しかし、今思うと、この時経験した悔しさとか危機感がなければ、私はこうやって受験を振り返る文章を書けていないと思う。
 私は、どうしても確約をもらっていた高校には行きたくなかった。だから、一般入試までの間は毎日塾に来ることにし、そこでひたすら中大の過去問に取り組み、自分の弱点の把握と克服に努めた。以前やった量なんて比ではない。この3週間で、気持ちとしても万全な状態で試験を迎えることができた。
 そして、迎えた一般入試当日。またしても英語の傾向が変わり、例年よりも難しくなっていた。会場でも英語が難しかったという声が聞こえた。一方、国語では、先生が授業で取り上げた文章と、まったく同じ文章が出ていた。これは本当にラッキーだった。しかし、得意の英語でしっかり得点できていなかったら元も子もない。帰りの電車、正直落ちたと思った。
 合格の連絡をもらった時、一瞬なぜ受かったんだろうと不思議だった。でも、受かったと分かれば、もうこの上なくハッピーだった。いろんな人に感謝したいと思った。

 こうして、第一志望校の中大付属に合格をもらい、落ち着いて振り返ってみると、受験というのは、やはり学校選びの段階から始まっていると思う。
 というのも、この学校にどうしても行きたい!という強い気持ちなしには、合格はあり得ないと思うからだ。そして、その気持ちの強さこそが、合格につながっていくと、今になって思うのだ。
 そして、何より、この塾で勉強をしてきたことが、私が強い気持ちを持ち続けて、ベストな状態で受験に臨むことを可能にしてくれた。疑問があるときにはすぐに先生に質問して、納得のいく答えを得ることができる。私はそれに何度も助けられた。よく先生と生徒との距離が近いとか言うけれど、まさにそんな感じだ。そして、仲間も志望校合格という目標に向かって一緒に勉強に励み、毎日切磋琢磨することができた。
 今まで自分を支えてくれた人に感謝の気持ちでいっぱいである。先生も、親も、仲間も、みんなで一つの目標にむかって走ってこられたような気がする。自分を支えてくれたすべての人に言いたい。 ありがとう。

 

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